空室対策の一つとして、録画機能付カラーモニターフォンの設置提案があります。募集反響も少ないので録画機能付カラーモニターフォンを設置して募集するしかないか・・・と、大家さんなら考えてしまうかもしれません。
しかし、録画機能付カラーモニターフォンの設置をOK出すのは少し待ってください!
録画機能付カラーモニターフォン付で募集して、うまく満室になっていれば、他の賃貸物件も投資しているはずです。ぜひ、このページを読んでからでも遅くはありません。参考にしてほしいですね。
もくじ
録画機能付カラーモニターフォン設置のメリットは?
来客者の有無を確認できること
録画機能付カラーモニターフォンを設置すると、来客者の有無が確認できるので安心できます。特に、留守中にだれがピンポンしたのか?録画されているし、カラーなので表情も見て取れますから。知人や友人、仕事関係の方なら自分から折り返し電話等で確認できるので嬉しいアイテムになるでしょう。
録画機能付カラーモニターフォン設置のデメリットは?
空室対策にはならないこと
録画機能付カラーモニターフォンを設置しても、空室対策にはならないことですね。今では標準装備だと思われてしまうから。部屋にキッチンやトイレ、洗面台と同様だと入居者は思っていますね。賃貸物件もレベルが上がっているということです。
ネット反響も関係ないこと
録画機能付カラーモニターフォンを設置してもネット反響には影響ありません。たとえば、不動産ポータルサイトのアットホームやスーモ、ホームズの掲載に「録画機能付カラーモニターフォンを新規設置済」と記載した場合、部屋を内覧したい!とはなりませんよね。
家賃アップにはならないこと
録画機能付カラーモニターフォンを設置しても、家賃アップにつながらないのです。家賃アップするには、入居者目線で「これがあるから、この部屋に決める!」という武器がないと。常に、入居者が何を求めているのか?考えないと賃貸経営も難しくなります。
防犯対策にならないこと
録画機能付カラーモニターフォンを設置しても防犯対策になりません。なぜなら、ピンポンしないからです。不審者もバカではないので、わざわざ、ピンポンして不在確認してからお仕事とはなりません。顔を録画されるほど、”正直者”はいないでしょうから。
録画機能付カラーモニターフォン設置で入居募集するなら…
+アルファが必要である
録画機能付カラーモニターフォンを設置するなら、+アルファが必要になります。たとえば、オートロック機能やセコムやアルソックのようなセキュリティー会社との契約など、もう一歩前に進みたいですね。言い方が悪いですが、エアコン1基リビングに設置したのと同じ感覚だから。入居者目線だと標準設備だと思っていますよ。
まとめ
いかがでしょうか。うちの賃貸物件も録画機能付カラーモニターフォンを設置しようかな・・・と考えても、思っている以上に大変だと改めて理解できたと思います。録画機能付カラーモニターフォンを設置するメリットもありますが、現実として、メリット以上にデメリット部分も大家さんとして考えなくていけません。
空室対策の一つとして、録画機能付カラーモニターフォンの設置を検討しようかな?と考える前にもっと重要なことがあります。何だと思いますか?ぜひ考えてみてください。