マンションを賃貸中でも売れますが、結果からいうと非常に厳しい出口戦略になるかもしれません。なぜなら居住用ではなく、事業用物件になるからです。 すでに賃貸中の分譲マンションを売却する場合、オーナーチェンジともいいます。聞いたことはありませんか? ...
国土交通省の見解とマンション寿命
国土交通省「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」の報告書では、マンション寿命が50年以上であると発表されています。とても興味深い内容になっています。 そこで、このページでは、国土交通省の見解からマンション寿命について解説します。 部材の損傷程度の実態調査 篠崎徹・毛見虎雄・平賀友晃・中川宗夫・三浦勇雄(1974)「約50年を経過した鉄筋コンクリート造の調査」日本建築学会学術講演梗概集の根拠論文等から実態調査を行った結果、鉄筋コンクリート部材の耐久実態は、50年以上あると認められました。 建物の減耗度調査に基づく物理的寿命の推定 飯塚裕(1979)「建築の維持管理」鹿島出版会の根拠 ...
マンション売買契約で売主が用意する必要書類とは
売買契約時に売主の必要書類があります。難しい内容ではありませんので、売買契約時のチェックリストとしても活用してください。 そこで、このページでは、マンション売買契約の必要書類を解説します。尚、引渡し決済で必要になる項目もありますが、売買契約時に買主に見せると安心するのでリスト追加しています。 売買契約で必要な項目 売買契約を結ぶ前に売主のあなたが準備する書類です。特に注意してほしいことが公的な書類の有効期間が3ヵ月以内であることです。では、以下に売主の必要書類を解説します。 <売買契約時の必要書類リスト> □ 身分証明書 □ 実印 □ ...
アスベストが不安でもマンションは売れますか
アスベストがある中古マンションは瑕疵物件に該当する場合もありますが、飛散の有無次第で売れます。アスベストで悩まれているのは、あなただけではありません。 そこで、このページでは、アスベストの説明と売却方法について解説します。 アスベストは、一般的に屋根や壁、天井などの建築部材に含まれており、アスベストの繊維が空気中に飛び散らないことが安全であるとも言われています。 その理由の一つとして、厚生労働省のアスベスト問題に関する関係閣僚による会合の発表資料には、以下のように書かれていました。次に、具体的に解説します。 アスベストとは何か アスベストとは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物 ...
マンション売却後の税金に関連する譲渡所得とは
譲渡所得とは、マンションを売ったときの売却益のことです。具体的に解説します。 たとえば、30年前に2500万円で購入しましたが、地価が高騰して人気エリアになりました。すると、6000万円という驚く価格でマンションが売却できたとします。 このときの譲渡所得は、6000万円-2500万円=3500万円の売却益になるので上記で説明した3000万円控除を活用すると差額500万円が課税対象になるという流れです。 このような3000万円控除を活用しても課税対象になる案件がどのくらいあるか? ...
マンション買取でも相見積もりする理由
売却査定で絶対やってほしいことは相見積もりをすることです。相見積もりとは、1社単独で相談するのではなく、2社以上の複数の不動産会社に相談することです。 最低2社以上は査定依頼してください。なぜ複数の買取専門の不動産会社に査定依頼が必要なのか? ...
マンション売却で重要なマイソクとは
マイソクとは、不動産売却の紹介図面広告のことです。この一枚の資料をみれば、購入したい条件が記載されているので成約するための必要なツールになっています。 築年数にかかわらず、マンションを売却する場合、このマイソク作成で手を抜く不動産会社に任せるとインターネットに頼り、結果として売れないマンションになる可能性があります。 そこで、このページでは、とても重要な売却ツールになるマイソクについて解説します。 マイソクは情報源である マイソクをみれば、マンション売却に関する情報が記載されています。たとえば、売却価格や所在地、構造や階数、専有面積などだけでなく、近隣施設なども知ることができます ...
大規模修繕工事中に発生するマンション売却の問題点
大規模修繕の工事中にマンション売却はやめましょう。なぜなら、大規模修繕工事中は、棟内の住人もストレスが溜まりやすいからです。日常生活にも支障がでます。 たとえば塗料の臭いを感じたり、バルコニーの窓が開けられなかったりします。さらに、職人がバルコニーで作業していたり、工事中の騒音でうるさく感じたりします。 大規模修繕の工事期間中は仕方ないとわかってはいても本当に嫌になるのです。そこで、このページでは、大規模修繕の工事中に発生する問題点を解説します。 当サイトの管理人である私も大規模修繕の工事中を経験しています。 大規模修繕中の管理人の体験談 ストレス以外ないです。たとえば、洗 ...
マンション売買契約の当日に注意すること
売買契約当日に注意することがあります。たとえば、契約場所や時間、必要書類の忘れ、受領した手付金の取扱いなどです。不動産会社の担当者も人間なので忘れることもあります。 もしも契約当日にトラブルが発生したら、あなたは慌てずにどっしり腰を据えてください。不動産会社の担当者が必ず軌道修正するからです。とにかく慌てないでください。 そこで、このページでは、売買契約を結ぶ当日に注意することを解説します。売主のあなた自身でも事前にこの記事を読んで理解していたほうが結果として慌てずに済むでしょう。 売買契約の場所について 売買契約を結ぶとき、原則は不動産会社の事務所で行います。中には売主や買主の ...
マンション買取業者ができること
築古マンションを売却するときに、買取業者だからできることがあります。それをこれから解説しますが、あなたが買取業者に売却したいと思ったらこのページを読んでください。 そうすれば、マンション買取業者ができることがわかります。参考にしてください。 マンション買取業者とは マンション買取業者とは、あなたのマンションを買主として購入する不動産会社のことです。一般的に不動産会社とは、一般の買主を探して成果報酬として仲介手数料を受領します。 あなたと不動産会社が直接売買契約を結ぶ売主と買主の関係になります。では、そんな買主である、マンション買取業者ができることを解説します。 仲介手数料が無料 ...
マンションが売れない時の再募集方法
マンションを売却しても結果として売れ残ることもあります。残念ですが、売却を希望するあなたは次の展開も想定に入れます。たとえば、再募集などです。 そこで、このページでは、売れ残ったときの再募集法などを解説します。具体的にいうと次の提案です。参考にしてください。 売却相場を再確認する あなた自身でも事前に調査して不動産会社も査定しました。相場価格も問題ないと思うでしょう。しかし、売れ残るということは相場からズレている可能性があります。 その理由の一つが、築年数です。中古マンションが売れない原因となっています。買主の購入心理になって設定した売却価格で売れるのか? ...
マンションを格安価格でも売るべきか
マンションを格安価格で売っても良いなら、あなたの考え方で問題ありません。しかし、マンション価格は適正価格ですか? 冷静に判断しましょう。 第一に、格安価格なら買いたいと言っている買主に不動産会社はどのように思っているのでしょうか? この価格で売れたのなら逆に良いくらいです! というのでしょうか。 それとも、マンション価格は下がってしまいますが、このタイミングで売りませんか? ...
