マンションの値下げがきたとき、反響がないからと不動産会社の意見を素直に受け入れてはいけません。まずはマンション相場をチェックすることをおすすめします。そのあとに値下げを検討しましょう。そもそも、今売ったらいくらなのか?査定時の段階からさかのぼる必要があります!
繰り返しますが、マンション価格を値下げする前に現状を知ることが何より重要です。そこから次にステップを考えるようにします。何よりも情報収集が第一です。
そこで、このページでは、値下げの前に損せずにあなたが対応する方法を解説しますので参考にしてください。
相場価格をまずチェックすること
マンション売却しても反響がなければ、値下げを検討するでしょう。100万円値下げして再募集しませんか?と不動産会社から相談を受けても待ってください。そもそも、相場価格を軸に考える必要があります。
相場価格とは、あなたのマンションを中心に同じマンションや近隣周辺にある過去の成約事例や現在の募集事例を総合的にまとめた価格のことです。
まず、相場価格を自分でチェックしてみることです。実際に売ったら〇〇〇万円~〇〇〇万円位なのか!と理解してほしいです。別のページで解説していますので、あわせて読んでください。
500万円単位の値下げ幅を意識すること
不動産ポータルサイトの仕組みを知ろう
マンションが売れないときに10万円位下げようか?と考えてしまいます。しかし、結論からいうと500万円単位で値下げを考えてほしいです。【※500万円値下げではありません!】なぜなら不動産ポータルサイトの掲載方法に関係しているからです。
具体的にいうと、不動産ポータルサイトのスーモやアットホーム、ライフルホームズの物件掲載が500万円単位で区切られています。このポイントは意識してほしいです。
たとえば、2280万円でマンション売却したが、結果的に売れない場合、2180万円や2080万円ではなく、1980万円にすべきです。2000万円~2500万円代では反響ないので1500万円~2000万円代の「枠」で再募集をするのです。500万円単位で区切られているのを忘れないでください。
媒介契約の満了で募集ストップすること
マンションが売れないと不安になります。不動産会社に今後の売却方法について相談すれば、媒介契約の更新時期である3ヶ月を目安に値下げ提案されるケースがあります。そもそも、媒介契約とは、不動産会社が募集できる期間のことです。
不動産会社としては、現在媒介契約を結んでいるので再契約をすると考えています。しかし、ここがポイントになります。再契約を結ばないこともできるのです。それには、事前にマンションの相場価格など理解する必要があります。そして、現在の不動産会社の対応なども総合的に検討します。
では、どうすれば、媒介契約を期間満了で終了できるか?です。他の不動産会社に変更しますとは言いにくいので、満了1ヶ月前に打診するのも一つの方法です。
たとえば、現在あまり反響がないので、媒介契約の期間満了で再契約はしませんと丁寧に不動産会社に説明するのです。急に言うよりも事前に言ったほうが、話もまとまりやすいからです。参考にしてください。
まとめ
マンションが売れないときに値下げ交渉を不動産会社から受ける可能性が高いので、まず自分で相場を調べてから判断してください。不動産会社任せにしたらもっと値下げ交渉を受けるかも知れません。
現在の媒介契約の期間満了が次に進むステップになるかもしれません。第一にあなたがすることは、マンションの適正価格を理解することです。何よりも先に情報収集をすることです。