マンション売却でスーモやアットホーム、ライフルホームズのアクセス数(閲覧数)は、各サイトの反響レポートがあるので、不動産会社からもらってください。また、ポイントになるのが、【営業活動報告書】です。この営業活動報告書の内容を理解できれば、成約する可能性も高まります。逆に理解できないと、3ヵ月、6ヵ月、9ヶ月…とマンションが売れ残ります。ご注意ください!
これから詳しくお話しますが、最後まで読んで頂ければ、ホームズやアットホーム、スーモを通して【成功のヒント】になると思います。ぜひ参考にしてください。
営業活動報告書から確認すること
マンション売却でネットによるアクセス数(閲覧数)が最初のポイントになりますが、確認方法は、各サイトの反響レポートでも確認できますが、営業活動報告書から判断します。営業活動報告書とは、募集窓口として媒介契約を結んだ不動産会社が売却活動の期間を決めて売主のあなたに営業活動を報告する書面のことをいいます。
スーモやアットホーム、ライフルホームに掲載した物件の反響レポートなど、この報告書を通して不動産会社から説明を受けますので、報告書に記載されている内容について疑問があれば、解消していくことです。
ネット掲載情報を自分で確認すること
たとえば、googleやYahoo!の検索サイトからあなたの「マンション名」を入力してみたり、スーモやライフルホームズ、アットホームなどの不動産ポータルサイトから買主になったつもりで調べてみます。
買主目線でネット掲載を確認したときに、これなら大丈夫!と安心できれば問題ありません。物件写真や物件概要など文字情報も買主目線でチェックします。ネットアクセス数と掲載情報は重なる点も多いです。買いたいと思える記載内容なら安心してください。逆に不安になれば、不動産会社にその旨相談することです。
反響が少ないなら相場価格を確認すること
スーモやアットホーム、ライフルホームズでマンション検索をした場合、相場を意識すると思います。
相場とは、あなたのマンションを中心に同じマンション内や近隣周辺にある過去の成約事例や現在の売却事例を総合的にまとめた価格のことです。
あなたのマンションがネット掲載されている状況で、ライバル物件を比較検討した場合、相場より高いかも・・・と不安になれば、ネット反響にも影響がでます。アクセス数も増えません。
これは、あなたの印象次第ですが、他のマンションと比較しても問題なければよいです。しかし、高いかも・・・と不安になれば、相場がズレているかもしれません。そうすれば、アクセス数も伸び悩むでしょう。一度、相場について自分で確認してみてください。
反響が少ないなら築年数を確認すること
スーモやアットホーム、ライフルホームズに掲載しても反響が取れないケースもあります。その理由は、築年数など老朽化しているために閲覧数(アクセス数)が伸びない可能性も考えられます。
たとえば、スーモなどのポータルサイトで築年数から絞込みをかけるとはじかれるケースもあります。具体的にいうと、旧耐震基準のマンションは要注意です。
旧耐震基準のマンションとは、1981(昭和56)年5月31日以前に建築確認を受けた物件のことです。震度5強程度の地震の揺れに耐えられる構造設計になっています。
しかし、記憶に新しい近年の東日本大震災や熊本地震、北海道地震のような震度7クラスが発生すると旧耐震基準の物件を買主が避ける傾向にあります。インターネット検索で築年数を平成以降にチェックされたら該当しません。このときに、新耐震基準も同様なのです。
新耐震基準とは、1981(昭和56)年6月1日以降に建築確認された物件のことです。震度6強から7程度の地震の揺れに耐えられる構造設計です。しかし、先に解説した大きな震災の影響や築年数の影響から、平成以降の物件に絞り込みをかけたら該当しません。
まとめ
マンション売却の募集上でネットによるアクセス数(閲覧数)が気になると思いますが、閲覧件数だけがすべてではありません。それよりも、不動産会社が作成する【営業活動報告書】から見抜く必要があります。
特に、ネット反響が少ない場合、不動産会社の営業活動に問題があるのか? または物件自体(登録内容)に原因があるのか? マンション相場のズレや築年数なのか?確認してください。