マンション売買で必要な印鑑証明書とは、実印登録された公的な証明書のことです。具体的にいうと、現在住んでいる管轄の市町村が実印登録された印鑑を管理しています。
マンション売買では必要な書類なので、このページを読んで頂ければ理解できます。さらに、まとめで住民票についても別の記事で解説しています。あわせて読んでください。
印鑑証明書とは
印鑑証明書とは、実印登録された印鑑を現在住んでいる管轄の市町村が管理して本人を公的に証明する書面のことです。実印と思っていても印鑑登録されていなければ認印と同じです。
印鑑証明書には、印鑑登録された印影と登録者の住所、氏名、生年月日などが記載されています。だから売買契約時に実印で捺印するのは、本人確認の証明にもつながります。
重要な契約行為になるほど、署名押印後に印鑑登録された印影と実印を重ねて確認する理由がここにあります。
印鑑証明書が必要な理由
築古マンションだけでなく不動産全般にいえることですが、印鑑証明書が必要な理由があります。第一に、本人確認の公的な証明が可能になり、なりすまし行為を防げるからです。
上記でも解説したように現在住んでいる市町村が管理している公的な書面なので本人確認として認められています。売買契約時には実印と印鑑証明書を確認するのは印影だけではないです。
たとえば、契約時に住所氏名を実筆で書きますが、印鑑証明書の記載氏名と住所も確認できます。補足までですが、身分証明書の生年月日と印鑑証明書の生年月日も同時に確認します。
まとめ
いかがでしょうか。印鑑証明書は、実印登録された公的証明だけでなく、記載氏名や住所登録なども同時に確認できるようになっています。一度取り寄せてみましょう。
印鑑証明書を取り寄せるには、印鑑登録カードが必要になります。当時発行されたカードを持っていかなければ受領できません。必ず持参しましょう。
さらに売買契約後の引渡し時には法務局に移転登記をするために、登記簿謄本と印鑑証明書と住民票の3点セットの住所氏名が同一であることが条件になります。
別の記事で住民票について解説していますので、一緒に読んでください。